メガネで無口な王子様


無意識に私は波多野くんに顔を近付けた。












ぱちっ












「………あっ…………。」











波多野くんが起きて、すぐ目の前にある私にニヤッと笑みをこぼすと、不意に唇が重なった。












「…〜〜〜〜?!?!?!?」




えっ……待ってよ!!!!

なにコレ?!









「……ふーん。」











波多野くんは親指を唇に当てて、また悪魔な笑みを浮かべた。



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