メガネで無口な王子様


ガラララ 







「…………面倒くさいね。」






掃除用具入れを開けようとした。







ばん






後ろから手が伸び、掃除用具入れを押さえる。







「………掃除するんでしょ……??」







振り返ると目の前に波多野くん。







近いよぉ~~υ








カチャ 


「は??嘘だし☆」







メガネを外し、ニヤッと笑う波多野くん。











だっ……騙された………




< 34 / 126 >

この作品をシェア

pagetop