君に出会えた奇跡…
「じゃぁ、10時に始まるで
8時半にウチんち来て。」
「わかったーーー」
私は、8時半に菜奈の家に行くことにした。
━試合翌日━
「ピンポーン」
「は-い!じゃぁ、行こっか。」
「うん!」
こうして、私と菜奈は緑山緑地へ
向かった。
「着いたねー」
「ひ…広ーーーー!」
「だよねー、だってここうちの県で
1番広いグラウンドらしいよ」
「やっぱり。」
しゃべりながらうちらは、
一応同じ学校の人たちだから
あいさつをしに行った。
「こんにちわー」
「おうっ!菜奈」
佑真が驚いた様子で言った。
そこには、もちろんたけちゃんもいた。
「たけちゃん、ちゃんと見にきたよ。
だってこの試合に勝てば甲子園
いけるんでしょ?」
「おう」
「じゃぁ、がんばってね」
こうして私たちは部員に
別れを告げた。