君に出会えた奇跡…

「じゃぁ、10時に始まるで

8時半にウチんち来て。」


「わかったーーー」


私は、8時半に菜奈の家に行くことにした。





━試合翌日━


「ピンポーン」



「は-い!じゃぁ、行こっか。」


「うん!」



こうして、私と菜奈は緑山緑地へ

向かった。



「着いたねー」



「ひ…広ーーーー!」


「だよねー、だってここうちの県で
1番広いグラウンドらしいよ」


「やっぱり。」


しゃべりながらうちらは、

一応同じ学校の人たちだから

あいさつをしに行った。


「こんにちわー」


「おうっ!菜奈」


佑真が驚いた様子で言った。

そこには、もちろんたけちゃんもいた。



「たけちゃん、ちゃんと見にきたよ。
だってこの試合に勝てば甲子園
いけるんでしょ?」

「おう」


「じゃぁ、がんばってね」


こうして私たちは部員に

別れを告げた。





< 24 / 93 >

この作品をシェア

pagetop