君に出会えた奇跡…
…あの試合から1年、夏
いつものようにたけちゃん達のチームは
朝から晩まで練習をやり続けていた。
「おーい!そこ、走れー」
「「はい」」
「行くぞー」
「カキーーーーーーン」
新しい1年も入ってきて、もうすぐ試合も近いためみんな真剣に練習に取り組んでいる。
私はあの試合で野球を好きになった気がして野球部のマネージャーに菜奈と一緒にやることにした。
「柚!もうすぐ休憩の時間だから、みんなのドリンク持ってきてあげて」
「う、うん。わかった」
そして、私はドリンクが置いてある部屋へ向かった。