君に出会えた奇跡…
「あっ!柚、もう6時半だぜ。」
空を見上げるともうすでに暗くなっていた。
「ほんとだー、なんかあっという間だったかも…」
「だよな、また今度一緒に練習しよな」
「うん。またたけちゃんがフォーム崩れてないかみてあげる」
「はは、よろしく…って俺がそんなにフォーム崩れやすい人かよっ!」
「えへへーー」
その後、私たちは練習場をあとにして自分の家へと帰った。
それからも予選の試合にむけてたくさん練習した。
そして、みんなががんばったせいか見事予選を突破し甲子園に行くことができた。
明日はその甲子園の1番初めの試合だ。
「明日は、夢だった甲子園の予選だ。みんなこの試合絶対勝とう!」
監督が言った。
「「「「「はいっ」」」」」
チームみんなも真剣な表情をして、返事をした。
それを見ていた私は、なんか今のチームはすごくいい感じだから、とても負けるようにはならない気がした。
「菜奈、みんな今度こそ絶対甲子園でいい成績を収められるきがする」
「うん、チームみんなの今の雰囲気とっても見てていいよね」