君に出会えた奇跡…
「ガチャ」
私は、たけちゃんのお母さんと一緒にたけちゃんがいる病室のドアを開けた。
すると…
「おう!柚、母さん」
たけちゃんが起きていた。
「たけちゃん!?」
「健!?」
「なんだよ!そんなあぜんとして」
たけちゃんは平気な顔をして笑っている。
いやいや、そりゃああぜんとするでしょ(;一_一)
だって、ついさっきまで手術してたんだし。
まぁ…元気でなによりかぁ。
「あっ、健。あの…ね」
たけちゃんのお母さんがすごく言いにくそうな顔をしている。
「何?なんだよ」
そうだ…言わなきゃいけないんだ。
真実を。