ずっと愛してる





高校に着き門を通ろうと
した時だった。






「ねぇねぇ部活入らない?」


テンションの高い人たちが
あたしとたっちゃんに
話しかけてきた。



「…えっ?あ」


答えようとした時だった。


たっちゃんがあたしを
自分の後ろに隠し
1歩前に出てこう言った。



「部活もう決めてるんで
失礼します。」



たっちゃんもう部活
決めてるんだ―…



でもその時のたっちゃんは
いつもよりかっこよく見えた。








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