あたし…男子校に潜入しちゃいました!?~キケンな男子に囲まれて~【完全版】
気分が上がらないまま、廊下を歩く。
次にあたしが向かったのは、教室。
“2−B”だって、理事長が教えてくれた。
「あ…。」
「おっせぇな。早くしろよ。」
教室の前では、待ちくたびれたように先生が待っていた。
と言うか…おっせぇなって。
普通、担任が迎えに来てくれるもんじゃないの?
それより、本当に先生?
少し着崩したスーツは、まるでホストのような外見だ。