ふたり
自然に………
「でもぉ………」
私が唇をとがらせる
早く柊ちゃんの赤ちゃんを
産みたいんだもん
「結はまだ19なんだから
焦ることないだろう?」
ポンポン
なだめるように頭を撫でる
「……じゃあ今日はしないの?」
少し怒ったような
口調になっちゃった
「なんだよ?結は子供を作るためにしかエッチしてくれないの?」
コツン……って
柊ちゃんが優しく額を合わせて
「オレは結とたくさん抱き合いたいだけなのに」
………ズルいなぁ
反則だよ?柊ちゃん
そんなこと 言われたら……
今すぐ抱いてほしくなる
胸が きゅぅぅぅ~~~って
指先まで甘くしびれて
手をぎゅって握る
「結………」
私の頬を両手で包んで
親指で そっと唇をなぞる
ビクッて身体が反応すると
ふっ………て嬉しそうに柊ちゃんは笑って私を抱き上げた