ふたり
「……柊ちゃん……」
ベッドで たくさんキスをして
柊ちゃんが服を脱がせていく
心臓は 破裂寸前
ドキドキドキドキドキドキ…
唇から首筋、肩、胸って
柊ちゃんのキスはだんだん下へ
「…………柊ちゃん」
「……ん?」
「………柊ちゃん…
くすぐったいよ……」
柊ちゃんは絶対
私の全部にキスをして
舌をはわせる
だから
足は とっても くすぐったい
「我慢してください」
柊ちゃんはお構い無しで
爪先、足の指を舌でなぞる
「……っ、柊ちゃ……」
私が ひざをたて
足を引っ込めると
「…だ~め。結の全部…オレのモノにするんだ」
ドキンッ………
柊ちゃんの言葉に
もっと心臓が早くなる
……これ以上ドキドキしたら
死んじゃうよ………
「……結の全部…全部ほしい」
「……柊ちゃん…」
もう全部
全部が柊ちゃんのモノだよ
柊ちゃん
柊ちゃん大好き
大好きだよ………