らぶ☆すとーりー 4
「今から接待なんだ。」



「そ、そう。」



「お前こそ・・・こんな所で男と手なんか繋いで、どうしたんだ?」



冷たい声で私に話しかける隼人。



そこで、私は我に返り、須藤さんの手を離そうとした。



けれど、今度は須藤さんが私の手を離してはくれなかった。



「急いでいるから。」



隼人は私の元を去る。



その後ろを追うように可愛らしく走る秘書。



と、秘書が何故だか私の元へ戻って来た。



そして、耳元で・・・




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