らぶ☆すとーりー 4
「たぶん、清原和美さん。清原組のお嬢様だよ。」



「えっ・・・?」



私は驚いた。



“ただの秘書”じゃなくて“立派なお嬢様”だったんだ・・・。



「この前雑誌に出ていた。


セレブ特集みたいなやつで。


たぶん、間違いないと思う。」



「何で隼人の秘書なんか。」



「おかしくもないかもよ?


同じ建設業協会だもの。


秘書をしているのは何でか分からないけど、


まぁ、お嬢様の社会勉強か・・・わがままってとこだろうね。」



やっぱり、一般市民の私には隼人は似合わない?



そう思うと、私はシャンパンを一気に飲み干した。



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