らぶ☆すとーりー 4
私・・・その後何を言おうとしたんだろう。



でも、なんだか、須藤さんの優しさが私には心地良かった。



でも、あのまま須藤さんが私のそばにいたら、



もっと私は、甘えてしまったかも知れない。



そして、たぶん・・・。



須藤さんはそれを分かっていた。



だから、私から離れてくれたんだ。





私の相手が、須藤さんだったら・・・こんな心配や不安はなかったのかな。



そんな事を一瞬でも思ってしまった私って最低だ・・・。





須藤さんはソファーで寝てくれていた。



そんな須藤さんに、私はベッドからタオルケットを持って来てそっとかける。



「須藤さんごめんね。」



私は寝ている須藤さんに話しかける。



「本当は隼人の事を信じたいんだ。


でも、毎日不安なの。


隼人の相手は私で良いのかって。


私、須藤さんに甘えてばかりだね。


本当ごめんね・・・。」




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