らぶ☆すとーりー 4
私が・・・私が・・・



「私が好きなのは、隼人なの!」



私はとうとう泣き崩れてしまった。



「泣くなよ・・・。」



隼人は私に近づいてくる。



そして、私の肩に手を置くと、私はそれを払いのけた。



「ごめんっ、ごめんっ・・・。


やっぱり隼人の奥さんになるのは無理なのかも・・・。


今まで背伸びしすぎたの。


隼人に似合う人にならなきゃって。


でも、もう・・・。」



もう・・・。



隼人は何も言わず抱きしめてくれた。




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