らぶ☆すとーりー 4
私は、思わずその言葉に胸がドキッとした。



世界が違う・・・その言葉は私を何回苦しめたのだろう。



でも、その度に私は隼人に何回も助けられた。



だから、大丈夫。



「今は平気。


それより、絵本が出来上がったの。


次回作・・・。」



と、私が机に原稿を取りに行こうとした瞬間・・・



私は腕を引っ張られ、ギュッと須藤さんに抱きしめられたのだ。



「須藤さんやめて?」



そんな私の言葉に耳を貸さない須藤さん。



「何で・・・。


何で大丈夫とか言いながら、そんな淋しそうな顔するのさっ!


これじゃ・・・僕は、諦められないじゃないかっ!」



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