らぶ☆すとーりー 4
次の日。



蘭子ちゃんは私の家まで迎えに来てくれた。



もちろん、運転手さん付きの車で。



「綾乃さんおはようございますっ!」



蘭子ちゃんは私に飛びつく。



「蘭子ちゃんおはよう!」



私と蘭子ちゃんは車の後部座席に乗ると、何も指示しないのに1軒の店に止まった。



「ここは?」



「下着のお店です。」



「分かるけど・・・。」



「今日、蘭子・・・可愛い下着が欲しくて。


裕貴君に見てもらおうかなぁなんて。うふふっ。」



蘭子ちゃんは嬉しそうに、そして恥ずかしげに顔を赤らめながら言う。



いつ見ても、やっぱり蘭子ちゃんは可愛いなぁ。



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