らぶ☆すとーりー 4
「アリガトウゴザイマス。」



一本調子で言ってしまう私は、やっぱり何処か変で。



「そんな格好してたら、襲って欲しいみたいだ。」



なんて、イタズラそうに私を見るものだから・・・。



「ゴメンナサイ。」



と、思わず謝ってしまった。



「冗談ですよ!この原稿も良かったです!ありがとうございました。」



須藤さんは私を見てニッコリと微笑む。



あっ、もう、帰っちゃう?



「あっ、あの?持ってきて頂いたシュークリーム食べますか?」



「はい。」



思わず言ってしまったこの言葉。



紙袋にシュークリーム2つ。



これって、私と須藤さんの分って・・・きっとそういう事なんだよね?



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