らぶ☆すとーりー 4
私はコーヒーと一緒にシュークリームを出す。



今しかない。



今しか・・・。



「あっ、あの・・・。」



「はい?」



「この前の返事なんですけど・・・ごっ。」



私は須藤さんに腕を引っ張られる。



そして、その反動で・・・私達はキスをした。



「んっ・・・。」



須藤さんの手は私の太ももを触ってくる。



「“ご”の次は何て言おうとしたの?」



そんな事を聞いてくるのに、答えようとするとまた唇を塞がれてしまう。



須藤さんは、イタズラな顔をしているのに、どこか淋しげな目をしていて、


無理矢理拒否をすれば離れられるものを、私は離れられないでいた。




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