らぶ☆すとーりー 4
えっ?須藤さんから?



私の胸は煩かった。



須藤さんと話せるドキドキと、


隼人が近くにいるというドキドキと・・・。



「うっ、うん。待って?」



私は落ち着くように一旦深呼吸をしてから、ドアを開ける。



「ごめん。」



そう言って私は受話器を握る。



ごめんって何にたいしての“ごめん”だろう。



受話器を持ってきてくれて、ごめん?



相手が須藤さんだから、ごめん?



ドキドキしてて、ごめん・・・?



全てが当てはあまるような気がした。



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