らぶ☆すとーりー 4
隼人は何も言わず運転してくれている。



私は必死に涙を堪えていた。



空港に着くと、隼人は車から降りなかった。



「行って来い!」



「うっ、うんっ!」



私は空港の中に入ると、13時くらいの北海道行きの便を探した。



どれだろう?



私は辺りをキョロキョロ見回す。



1時前後の便なんて多すぎる!



航空会社がわからないとターミナルも第1か第2かもわからない・・・。



でも、私は駆け回った。



須藤さんに逢いたい一心で。



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