らぶ☆すとーりー 4
「それでは指輪の交換を・・・。」



隼人は私の指にすっと指輪をはめる。



私はというと・・・手が震えて、なかなか隼人の指に入れる事ができない。



みんなが息を呑むのがわかる。



「綾乃大丈夫、ゆっくり。」



隼人の優しい言葉でなんとか指輪の交換が終わると、次は誓いのキス。




「それでは誓いのキスを・・・。」



隼人は私のベールをあげる。



ガチガチに緊張している私は、なかなか上を向けなくて。



そんな隼人は私の耳元で「これで赤ちゃんも作れるな」なんて言うものだから、



「えっ?!」



と、その拍子に「んっ・・・。」



熱いキスをされたわけで。



みんなの拍手は笑いと共に盛大になり、


フラワーシャワーを浴びてる時も、みんなは笑顔。



私はつくづく、この人と一緒になれて良かったと思ったんだ。




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