らぶ☆すとーりー 4
「これが大人向けの絵本雑誌“LA★PE(ラピ)”です。」



知ってる。これ、私も何回か読んだもの。



「これに、綾乃さん。あなたの絵本を連載してみませんか?」



ん?今なんて言った?



私の頭の中は真っ白。



「えっ?」



私は隼人を見た。



隼人はそんな私に気付いたのか、優しい目でうんうんと頷いていた。



私に、絵本の連載・・・?



「私にこんな凄い仕事出来るのでしょうか?」



「やってみなくちゃわかりません。どうですか?試しに何か描いてみませんか?」



「はいっ!」



私に断る理由なんてなかった。



私は隼人の顔を見た。



隼人も一緒に喜んでくれているようだった。





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