らぶ☆すとーりー 4
「用事は、社内報の表紙の話なんですけど。今から行きます!」



「来なくていいよ?部屋汚いし。それに、仕事中でしょ?」



汚いなんて嘘。だって、昨日須藤さんが来るから綺麗にしたもん。



「でも・・・。」



「でも、じゃないっ!もう、ほらっ、大丈夫だから!」



「本当ですか・・・?」



「うんっ。」



こうして電話を切って30分後。



車を飛ばして私の元へ駆けつけてくれたのは・・・



何故か、私の大好きな隼人だった。



「綾乃!」



玄関をバタバタと走って私の元へ駆け寄る隼人。



「綾乃!どうした!」



その頃私はソファーに座ってクッションを抱きかかえていた。




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