らぶ☆すとーりー 4
「綾乃、今日はごめんな。」



「うううん?」



私は寝ぼけならも、横に首を振る。



「あっ、明日会社に来るんだろう?」



あっ、そうだった。海君との打ち合わせがあるんだった。



「うん。」



「あっ、ごめん。眠いんだよな?」



隼人はヒョイと私をお姫様抱っこしてくれる。



「いいよっ!」



「いいのいいの。俺が起こしたんだから。」



私をベッドに寝かせると、隼人は



「お姫様、おやすみ。」



とオデコにチュッとキスをしてくれたのだった。



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