らぶ☆すとーりー 4
「そういえば、この前の電話、海君敬語で笑っちゃった。」



「そりゃ、俺も仕事とプライベートはきっちり分けますから?」



「そうだね。」



「惚れた?」



「ちょっと?なんて、ウソ。」



「えーっ!残念!」



なんて、そんな話をしていると、時間はすぐに経ってしまう。



「もう、隼人の所に行くね。」



「うん。」



そう言って私は海君と別れた。



最後に「ちゃんと兄さんに言うんだよ!」と念を押された。



あははっ。



そうもしないと、言わないとでも思ったのかなぁ?



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