らぶ☆すとーりー 4
どうしよう!



私は急いでドアを閉めようとする。



でも、そんなのはすぐに阻止された。



水谷さんの足がドアに挟まったからだ。



どうしよう!隼人に電話をしなくちゃ!



私は電話の受話器のボタンを押す。



「つれないなぁ・・・綾乃さん。」



あなた、いつから私を名前で呼ぶようになったの?



「綾乃さんの事、守ってあげようかと思って。」



「えっ?」



「あの男から。


さっきの男も・・・綾乃さんには似合わないよ?」



「えっ・・・?」



どうしよう・・・声があまり出ない。



< 91 / 261 >

この作品をシェア

pagetop