らぶ☆すとーりー 4
「そう言えば、須藤さんどうしてここに?」



「あぁ、携帯を忘れたみたいで・・・って、あったあった!」



ソファーに置いてあった携帯を見つける須藤さん。



「プリン食べるのに夢中で携帯忘れてしまいました。」



須藤さんが笑っていたので、私も少しだけど・・・笑えた。



でも、まだ手が震えていて・・・。



「戸田さん?」



須藤さんは私の手を握ってくれた。



手が震えないように。



両手で握ってくれた。



温かかった。



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