らぶ☆すとーりー 4
自然に横に座る須藤さんの肩を借りてしまっている私。



今、私・・・手を握られて・・・須藤さんにもたれかかっている。



こうすると、怖くない気がする。



っと、その時!



「綾乃っ!」



大声を出して玄関から入ってくる隼人がいた。



なんで・・・?



「綾乃っ!って・・・綾乃?」



隼人は今の私の姿勢を見て、一瞬動きが止まったようだった。



すると、須藤さんは冷静で。



私を自分の肩から起こすと、



「綾乃さん、さっきまでストーカーみたいな人に家まで来られてて。


俺がたまたま駆けつけたので何も無かったのですが、


心の傷が・・・。」



と、心配そうな目で私を見た。



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