V O I C E
キャー キャー

MOCAー!!こっち向いてー


そんな声に包まれながら

私はステージへの階段を降りる。


階段からはみんなの顔が見え

泣いている人なども見える。


そして下に降りると、

ライトが私に照らされる。


みんなが私をみていて、

世界は私の為に回っている

とゆう錯覚さえ起こす程、

最高に気持ちがいい瞬間だった。


「こんにちはー!MOCAです!」


私がそう叫ぶとみんなの

声援はたちまち大きくなる。






この時間が私にとって

かけがえのない物だった。
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