V O I C E
「お久しぶりです
すごい人気ですねー」
司会の女の人が、私に
マイクを向けて言う。
「ありがとうございますー」
私はいつも通り返した。
「今回の新曲は珍しく
両想いを綴った曲なんですね」
「はい。珍しく 笑」
「聞かせて頂きましたが
今までの曲とは、また違う
新たなMOCAさんの魅力が
感じられました。
やっぱり何かあったんですか?」
「あははは 笑
そうですね。
ちょっといい事があって!」
「それはやはりあの人との?」
「秘密ですねー」
そんなやり取りも終わって
やっと司会者が切り出した。
「では歌って頂きましょう。
MOCAさんで[キミイロ]です」
その声と共に会場が静まりかえる。
そして自分でつくった
メロディーが動き出す。
ねえ たくちゃん。
今までならあなたの事を
思い出しながら歌ってた。
でも今は違うよ・ー
あなたの事はもう諦めたの。
すごい人気ですねー」
司会の女の人が、私に
マイクを向けて言う。
「ありがとうございますー」
私はいつも通り返した。
「今回の新曲は珍しく
両想いを綴った曲なんですね」
「はい。珍しく 笑」
「聞かせて頂きましたが
今までの曲とは、また違う
新たなMOCAさんの魅力が
感じられました。
やっぱり何かあったんですか?」
「あははは 笑
そうですね。
ちょっといい事があって!」
「それはやはりあの人との?」
「秘密ですねー」
そんなやり取りも終わって
やっと司会者が切り出した。
「では歌って頂きましょう。
MOCAさんで[キミイロ]です」
その声と共に会場が静まりかえる。
そして自分でつくった
メロディーが動き出す。
ねえ たくちゃん。
今までならあなたの事を
思い出しながら歌ってた。
でも今は違うよ・ー
あなたの事はもう諦めたの。