五年後も恋愛関係〜ココカラ ハジマル〜
「もぅ水菜。そんなに槙斗に冷たくしなくてもいいじゃない!?一緒に帰ってあげたら??」
またもやクスクスと笑いながら芹がやって来た。
可愛い感じの男の子と手を繋ぎ、私と槙斗の側に近寄った。
「だろ…芹もっと言って!!水菜チャンが一緒に帰るって言うまで言ってやれ!!」
「だから…佐久間くんとは帰りません。それに芹、生徒会じゃなかったの??」
「うぅん、そのはずが…槙斗の気まぐれで中止!まっ私は、その方がありがたいけど…彼氏と帰れるし!!」
「だって俺、水菜チャンと帰りたかったんだもん!!」
「…もん!!って…キモッ」
「あぁ〜水菜チャンのそうゆうトコに一目惚れしちゃった。俺…みたいな??」