五年後も恋愛関係〜ココカラ ハジマル〜
プイッと顔を背け私が走りだそうとしたとき…
槙斗は私の腕を掴み。
頬にキスをした。
不意をつかれたキスに、私の体が一気に熱をおび、熱くなった。
「ちょ…ちょっと!!何するんですか〜!!」
「いいじゃん。キスぐらい減るもんじゃないし!!」
そう言って槙斗は自転車をこぎだした。
ほんと…なんて奴!!
「待ちなさいよ…ちょっと!!」
槙斗の後を必死に私は追いかけていた。