五年後も恋愛関係〜ココカラ ハジマル〜
「相変わらず仲良しだね。二人は…いっそう付き合っちゃえば?」
私と槙斗のやり取りを見ていた芹が呟いた。
その言葉に便乗するかのように槙斗が…
「そうだよな!芹の言う通りだよ。俺たち付き合っちゃう!?!?」
ニヤリと笑いながら槙斗が言う。
私は真顔で槙斗を見つめ…
「うん……って言うと思った??そんな訳ないじゃん!!絶対に嫌です!」
「なんだよ…水菜のバァカ!」
槙斗は膨れっ面になりながら、ゴロンと床に寝転んだ。
「拗ねてもダメだからね!」