五年後も恋愛関係〜ココカラ ハジマル〜
「…っていうか水菜行くぞ」
「だから、行かないってば!!」
私は槙斗の誘いを、何故か意地をはったように断り続けた。
「どうする?水菜たちは…!?私たちは行くからね」
そう言って芹たちが立ち上がると、槙斗も立ち上がり
私の腕を掴み、立ち上がらせた。
「今日という今日は連れてく!!」
槙斗の表情に私は少しドキッとしてしまった。
あまりにも真剣な表情で私を見つめる槙斗。
ちょっと??
イヤ…かなりヤバいぐらい
ドキドキしてる…私の胸……‐‐‐‐