こんな私を愛してほしい


永遠に続きそうな二人のやり取り。そこに終止符をうつのが、私の役割。


「ねぇいつまで続けるの?飽きたよ」


そう言うと二人は笑い出す。

「もっと早く止めろよ!いつ止めてくれるんだろうって心配だったよ」

「知らないよ!
勝手に終わってよー」



幼なじみな私達。

奈々ちゃんと和哉は私より一つ年上。
だけど、高校生になった今でも、よく三人で誰かの家に集まっている。


3人で笑いあって過ごすこの時間がたまらなく好き。

たわいもない話で盛り上がれるこの二人が好き。
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