僕の人生狂いました。
「全力少年がやりやがったよ」
「やるな全力少年」


まぁだ全力少年言ってるよ……。
もうどーでもよくなってきた。


「よし、このまま一気にいくぜ全力少年!」
「Σ菊地くんまで!!」

菊地くんだけは裏切らないでいてくれると思ったのに(謎)

むぅ~何としても全力少年は撤回させないと…。


「わあ!また全力少年が来るぞ!!」
「サーブで来るや!」


もお~!
全力少年じゃないってばぁ~!

よぉし、
たまにはビシッとやんないとね。


「さっきも言ったけどねぇ……」











「僕は全力少年なんかじゃなああぁい!!」


━バゴシ!!━

「あぎゃあ!!」


僕の魂がこもったサーブは、


相手の1人の急所に見事命中。


「おい!大丈夫か!?」
「……(ピクピク)」
「てめー全力少年!ここ狙うのは反則だろ!!」
「狙ってなんかないよ!」

たまたま当たっちゃっただけだもん。

あ、こんな時にたまたまなんて使うもんじゃないね。

失礼しました。


「…藤田。お前恐ろしい事するな…」
「俺見ただけで鳥肌たっちまったじょ~…」
「お前もあの痛みはわかんだろ?あそこは狙っちゃイカンよ~…」
「狙ってなんかないってばぁ!」

村田くん達顔まで真っ青にしちゃってさぁ。


< 102 / 108 >

この作品をシェア

pagetop