僕の人生狂いました。
「てっめクソジジィ!俺が卒業する際にはなぁ!卒業証書紙飛行機にして屋上からぶっ飛ばしてやるからな!!」
「…俺もやろっかな」
高橋くん、村田くん、
謎。
こうして、
賞状と、
1本52円の赤ペンが僕らに残った。
まぁ…、どうって事なかった球技大会だったね。
「…あ~疲れた……」
「ははっだな」
「眠いっちょ~!」
「眠い言う割りには元気だな」
「一理ある」
んー疲れたなぁ…。
歩くの怠いや。
「結局この球技大会、賞状と景品と疲労感しか僕らにもたらさなかったよね」
『確かに』
この後僕らは、ダラダラと活気のない会話を続け帰っていった。