僕の人生狂いました。

「まぁ君達は早く帰りなさい。遅いから」
「あいつなんてクビにしちまえ。解雇解雇」

人の不幸を願うなんて…。

あの人は自業自得だけど。

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━外━

「暗いね」
「当たり前だろ、もう7時過ぎてんだから」
「やべぇ、寒っ」
「当たり前だろ、お前薄着だしもう秋なんだから」

僕らの言葉を次々と裁く高橋くん。
高橋くんは以外にシビアだった。

「よし、暗いし寒いしもう帰るぞ。リーダー、家まで送ってく」
「ええ！？だ、大丈夫だよ、一人で帰れるもん…」
「駄目だ。送ってかなきゃ、俺の気が済まん」

あなたの気に合わせてられません。

「どんな事を言われようと、俺は送ってくぞ」
「えぇ～…」
「諦めた方がいいよ新人。工藤さん自分が決めた事は、意地でも実現させようとするから」

工藤くん、

ある意味究極の自己中かも……。

「そういう事だ。送ってくから家まで案内してくれ」

こうして工藤くんが家まで送ってくれる事になった。