僕の人生狂いました。
僕はいつものように支度をして学校へ向かった。
もちろん早めにね。
学校に入ると、昨日と同じく静まり返ってて、僕にとっては好都合な環境が調っていた。
こんなに静かだったら誰もいないよね。
1Cへ行き、ドアを開ける。
━ガラッ━
「あ」
「お、早いな」
僕の席に工藤くんが座ってた。
何で?
「今日は早いんだね」
「おぅ。まぁとりあえず座りなさい」
「君が座ってるから座れないよ」
「あぁ、すまない」
工藤くんは慌てて自分の席に座った。
普通気付くだろ…。
「そういえばリーダー、昨日何かあったのか?」
「え?」
「いや、昨日何かいつも以上に変だったからな」
いつも以上にって…。
いつも変なの?
「ん~、何かあったって言うか…。考え事してた」
「被害妄想か?」
「まぁ、被害妄想に近いかもね…」
「どんな妄想してたんだ」
「よくわからない」
「は?」
「何となく寂しかったんだ…」
「………」
「前みたいに、皆と関われなくて寂しかった。でも不良とかそういう人達とは話したりしたくなくて」
「矛盾した自分に疑問を持ったのか」
「うん」
よくわかったなぁ工藤くん。
「不良と関わらないままだったら、ずっと1人なんじゃないかって考えたら、止まんなくなっちゃって…」
もちろん早めにね。
学校に入ると、昨日と同じく静まり返ってて、僕にとっては好都合な環境が調っていた。
こんなに静かだったら誰もいないよね。
1Cへ行き、ドアを開ける。
━ガラッ━
「あ」
「お、早いな」
僕の席に工藤くんが座ってた。
何で?
「今日は早いんだね」
「おぅ。まぁとりあえず座りなさい」
「君が座ってるから座れないよ」
「あぁ、すまない」
工藤くんは慌てて自分の席に座った。
普通気付くだろ…。
「そういえばリーダー、昨日何かあったのか?」
「え?」
「いや、昨日何かいつも以上に変だったからな」
いつも以上にって…。
いつも変なの?
「ん~、何かあったって言うか…。考え事してた」
「被害妄想か?」
「まぁ、被害妄想に近いかもね…」
「どんな妄想してたんだ」
「よくわからない」
「は?」
「何となく寂しかったんだ…」
「………」
「前みたいに、皆と関われなくて寂しかった。でも不良とかそういう人達とは話したりしたくなくて」
「矛盾した自分に疑問を持ったのか」
「うん」
よくわかったなぁ工藤くん。
「不良と関わらないままだったら、ずっと1人なんじゃないかって考えたら、止まんなくなっちゃって…」