僕の人生狂いました。

ハムスター

「ったく、何で日本人が英語やんなきゃいけねぇんだ。何も役に立たないだろ。だいたい…(ブツブツ)」

母さんが何か言ってる。

まぁいいや。

父さんも何か知らないけどいないし、部屋行こ。





「ベッドにズボッ!」

謎にベッドに突っ込んだ。

ベッドに倒れ込むと、僕の言葉通りズボッっという鈍い音がした。

「ふいいぃ~」

布団ふかふかしてて気持ちいい。

母さん布団干してくれたのかな。

「あ」

勉強しなきゃ。
最近ずっとしてなかったし。

あぁ~めんどくさいなぁ。

久々にこんなに気分いいのに、勉強なんかにぶち壊されるなんて嫌だ。

でもさすがにやらないとやばいよね…。

「ん~、ちょっとだけやろう」

いつもは1時間だけど、今日は30分だけ。

「よし、英語やろう」

あえて英語をやる僕。

ささやかな母さんへのいじめ行為。

ごめん母さん、
僕こう見えてもSっ気あるから。
これとはあんまり関係ないかもしれないけど。

母さんに謝罪の言葉を述べるも、英語をやめようとはしない。

僕ってちょっとだけ性格悪いかな?

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