神様、私をデブにしてくれて、ありがとう。




私の気持ちを全部聞いたゆうちゃんは、しばらく黙って下を向いていた。




そして向こうを向いてしまった。






……ああ、ダメなのかな…。





ゆうちゃんは…私じゃダメなのかな……











そう思ってゆうちゃんを見ると、ゆうちゃんは片手で顔をおさえてる。








「…………ゆうちゃん?」








どうしたのか心配になって顔をのぞきこむと、ゆうちゃんは泣いてた。










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