君、想う刻
2
「似合うよ」
廣瀬が楽しそうに言う
高校の制服を買うため今、高校で廣瀬の自室で制服のサイズを確かめてる
「……いいことあったみたいだね」
「そりゃ……
朱音の制服姿が一番先に見れるなんて
いいことだよ」
相変わらず廣瀬の表情が読むない
ウソつきめ
「……さっきのセミロングの人綺麗だね」
廣瀬の顔は一瞬ヤバイと思ったらしく……
でもそれは本の一瞬の事らしく
「あぁアレはクラスメイトだよ
変な心配しないの
分かった!自室にはもうクラスメイトでも部屋には入れない」
「ちょっと!」
さっきまで自室のソファーに座っていたのに
廣瀬の両手が顔の横にある