君、想う刻
3
「感動したよ!朱音がうちの高校生になるなんて
明日から一緒に学校通うのもいいよね」
約束の昼食
私はふいにどーしても和食が食べたくなり廣瀬に和食に連れていってもらった
「学校ぐらい一人で行けるもん
それに廣瀬は私を構う余裕ないでしょ」
ヘルシーな竹の子を口に入れながら言う
廣瀬は私の言った言葉に理解を示さない
未だ廣瀬の頭にも?マークが浮かんでいる
「生徒会長の相手が大変なんだって?
あとは……茶道部の部長と吹奏楽のふく……」
「朱音!!その情報は誰から」
珍しく廣瀬が大声を出す
私に情報提供してくれた人に感謝
「さぁ?廣瀬のファンかな
またはお友達?」
廣瀬の顔にはしまったという顔
多分"お友達"の意味を私はしっかりと理解しているからかな