君、想う刻



「朱音早く食堂に行こう!お腹すいた」



葵の言葉に絶句



「お腹すいたってさっきデカパン食べてじゃん」



「食べてたね」



葵の体を見る



身長が155あるかないかで体重が50ないらしく……



葵は本当によく食べる





食堂に行くとメニューがズラリ



「ごめん待った?」



廣瀬と……



「同じクラスの君嶋隼人<キミシマハヤト>」




「阿部葵<アベアオイ>ちゃん

葵、廣瀬優<ヒロセユウ>の私の知り合い」




「よろしくね」



廣瀬は他人用スマイルをした



「優さまだ〜」



「優さま?」



葵のビックリ発言に私を聞く



「爽やかな笑顔だからみんな優さまって呼んでたよ」




廣瀬の顔は…確かに爽やか………





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