君、想う刻
「まぁ優が結婚したい人が出てこなければね
でも優は朱音ちゃんと結婚したいと思ってるし
それなら無理して朱音ちゃんが引かなくてもいい
素直に優が好きって言えば何の問題もない!!」
さすが親友……
凄い説得力だ
「今すぐ告白しなよ」
「廣瀬に直接言います」
「……そうだね、直の方が喜びは倍増だね」
君嶋隼人は英語版の小説を読み始めた
「明日……廣瀬に告白します」
君嶋隼人は小説を読みながら
「頑張って」
エールをくれた