君、想う刻



「似合うじゃないか〜

これ優が見立てたの?」



「まぁね」



選んだのは私だもん




私の好みで和食亭にいる



「しかし朱音が高校生になったらモテるだろう―な

色んな男が狙うぞ〜」



ニヤニヤしながらおじさんは言う




「まさか!そんなことはさせないよ

大丈夫、先に手を打ってあるから」




私にニッコリ笑うけど嫌な予感がした




「余計―なことしないでね」


「ハイハイ」




廣瀬は軽く流す





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