君、想う刻
15



「……皆見さん?」



「はっ?!何?」



「………………」






最近、皆見さんがおかしい



「………実はね失恋したらしく」



「え――――?!」





ニッコリ笑う廣瀬に対して私はひたすら驚くかなばかり




「それより食べたら?」



「うん……」




久しぶりに廣瀬の方に時間を取れて私を食事に連れてくれた







< 91 / 95 >

この作品をシェア

pagetop