恋する神王陛下!
光の矢が来た方をみると、
そこにいたのは、


『りゅ、龍ぅぅぅ!!??』

龍だった。白銀の鱗、黄金のたてがみ、とても神々しい感じがした。

『(カッコいい………。でも、
どうしてだろうか、とても、
懐かしい感じがする……)』

「久しいな、ロキ。」
〈我は、お前になど会いたくはなかったがな。〉

……な、なに?この2人?って、
知り合いなの?

「そんな事いうなよ。」
〈それより、我が姫をたぶらかすのは、やめてもらおう。〉
「たぶらかすなんて。
私はただ、神王となる彼女に、
私のもとへ来た方がよい事を
伝えようとしただけだよ。」

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