最高のうた
それから私達は着々と準備を進めていった。

メイド服を着るのは男子になり、みんなの役割なども決まった。


そして文化祭前日―



「いよいよ明日だね、文化祭!」
「楽しみだね!」

みんな文化祭を楽しみにしていた。


「あ、隼人!」

私は隼人を文化祭に誘うつもりで話しかけた。

「なに?あ、そーだ。
お前、明日誰かと周る約束してる?」

「えっ、してないけど…。」

私は遠慮がちに答えた。
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