BLACK×HEAVEN
3人の人間を宙に浮かせ、あたしはさっき来た所を戻り始めた。
リュウとばあちゃんは驚いている。
《お姉ちゃん、コンビニにいた人だよね?魔法が使えるの?》
リュウにはあたしが見えてたんか。
確認のため、ばあちゃんの方を見てみた。
「この子にもあたしと同じ力があるんだよ。
ただ、まだ幽霊と生きてる人間の区別がつかないみたいなんだ。
でも、この火事を知らせてくれたのはこの子だ。
だからすぐに助けにきたのはよかったんじゃが、火のまわりが早くて出れなくなっちまって…」
なるほど。
あたしは深く頷いた。
《あたしは幽霊やねん。だからこんな事出来るねんで》
《へぇ、すごいね》
《まぁな》
リュウはやっぱり声がでーへんみたいで、こんなに近くにいるのに頭の中で会話をせんとアカンかった。
リュウとばあちゃんは驚いている。
《お姉ちゃん、コンビニにいた人だよね?魔法が使えるの?》
リュウにはあたしが見えてたんか。
確認のため、ばあちゃんの方を見てみた。
「この子にもあたしと同じ力があるんだよ。
ただ、まだ幽霊と生きてる人間の区別がつかないみたいなんだ。
でも、この火事を知らせてくれたのはこの子だ。
だからすぐに助けにきたのはよかったんじゃが、火のまわりが早くて出れなくなっちまって…」
なるほど。
あたしは深く頷いた。
《あたしは幽霊やねん。だからこんな事出来るねんで》
《へぇ、すごいね》
《まぁな》
リュウはやっぱり声がでーへんみたいで、こんなに近くにいるのに頭の中で会話をせんとアカンかった。